エビヤドリツノムシの末路
獲り出したりますは、ごく普通のミナミヌマエビでございます。
しかし、突然頭から白い角が・・・
ピコーン、父さん妖気です!
これが噂のエビヤドリツノムシです。「わーいわい」みたいで楽しそうですね。
私はちっとも楽しくなかったので塩を入れてやりました。
するとどうでしょう。突然もがき苦しみはじめるではありませんか。
いままでとは全く違う速さで、動き始めます。
尺取虫のような動きでどんどん触覚を上って行きます。
なぜ上を目指すのか全くわかりませんが、おそらくそこに塩があったからだと思います。
いつの間にか2匹になってます。意外と目立たないところにも寄生するのかもしれません。
同じくエビに寄生して生きるものとして同情を禁じえません。ということは特に無いです。
でも考えてみれば不思議ですよね、このかわいそうと思うレベルって。
このあとは水面まで浮かんで、小さな塊になってしまって上手く写真が撮れませんでした。
処理後のミナミヌマエビです。イケ面です。
内容が薄いわりには、一瞬深い話をしたような気もします。
明日から、動物愛護団体を恐れて生きなければならないわたくしを、どなたか愛護してくださいまし。
この記事へのコメント
スゴイ接写ですねえ・・・
エビヤドリツノムシとは寄生虫なのですか?
寄生虫といえばタイノエを初めて見たときは
鯛の口の中にエイリアンの幼体がいるのかと
思いましたね。
目黒寄生虫館まだあるのでしょうか・・・
お久しぶりです!
返事が遅くなってしまってすいません。
実は関西のミナミヌマエビを丁度採集していました。
カメラは実はデジカメなのですが、かなり短時間で接写可能なのでなかなか卒業できずにいます。
エビヤドリツノムシは私も恥ずかしながら最近知ったのですが、寄生虫みたいです。エビには害が無いそうですよ。
タイノエと言えば、エビノコバンという恐ろしい寄生虫がたまに淡水エビにつきます。こいつはエビに危害を加える悪党ですが、まだミナミヌマエビには、着いているのを見た事がないです。
目黒寄生虫館は健在です。
今年に入って、光栄にも館長の方にお会いする機会があったのですが、寄生虫の世界も相当に奥が深いようですよ~ずぶずぶずぶ・・・