エビヤドリツノムシの末路

画像


獲り出したりますは、ごく普通のミナミヌマエビでございます。

画像


しかし、突然頭から白い角が・・・

画像


ピコーン、父さん妖気です!

画像


これが噂のエビヤドリツノムシです。「わーいわい」みたいで楽しそうですね。

私はちっとも楽しくなかったので塩を入れてやりました。

画像


するとどうでしょう。突然もがき苦しみはじめるではありませんか。

画像


いままでとは全く違う速さで、動き始めます。

画像


尺取虫のような動きでどんどん触覚を上って行きます。

画像


なぜ上を目指すのか全くわかりませんが、おそらくそこに塩があったからだと思います。

画像


いつの間にか2匹になってます。意外と目立たないところにも寄生するのかもしれません。

画像


同じくエビに寄生して生きるものとして同情を禁じえません。ということは特に無いです。

画像


でも考えてみれば不思議ですよね、このかわいそうと思うレベルって。

画像


このあとは水面まで浮かんで、小さな塊になってしまって上手く写真が撮れませんでした。

画像


処理後のミナミヌマエビです。イケ面です。

内容が薄いわりには、一瞬深い話をしたような気もします。

明日から、動物愛護団体を恐れて生きなければならないわたくしを、どなたか愛護してくださいまし。

この記事へのコメント

yu
2013年08月01日 19:31
中村様 お久しぶりです。

スゴイ接写ですねえ・・・
エビヤドリツノムシとは寄生虫なのですか?
寄生虫といえばタイノエを初めて見たときは
鯛の口の中にエイリアンの幼体がいるのかと
思いましたね。

目黒寄生虫館まだあるのでしょうか・・・
2013年08月03日 10:46
yu様
お久しぶりです!
返事が遅くなってしまってすいません。
実は関西のミナミヌマエビを丁度採集していました。
カメラは実はデジカメなのですが、かなり短時間で接写可能なのでなかなか卒業できずにいます。
エビヤドリツノムシは私も恥ずかしながら最近知ったのですが、寄生虫みたいです。エビには害が無いそうですよ。
タイノエと言えば、エビノコバンという恐ろしい寄生虫がたまに淡水エビにつきます。こいつはエビに危害を加える悪党ですが、まだミナミヌマエビには、着いているのを見た事がないです。

目黒寄生虫館は健在です。
今年に入って、光栄にも館長の方にお会いする機会があったのですが、寄生虫の世界も相当に奥が深いようですよ~ずぶずぶずぶ・・・

この記事へのトラックバック