ゼニタナゴの第2法則
世の中法則というからには2つか3つぐらいあるものです。
ケプラー然り
ニュートン然り
メンデル然り
ゼニタナゴ然り
無理やり並べてみました。
結構しっくりくるじゃないですか。
ここでゼニタナゴの法則を復習してみましょう。
「少なくなる⇒価格が上がる⇒殖やす人増える⇒数が増える⇒価格が下がる⇒殖やす人減る⇒少なくなる」
でした。
第一法則によるとしばらくは価格が落ち着きますので大丈夫だと思います。
これからは価格どころか個体数も比較的安定してきて良い感じだと思います。
ゼニタナゴに関しては絶滅の心配はすでにないと言っていいでしょう。
それもこれも養殖場の方の努力はもちろんですが、養殖物の流通を規制しなかったことに尽きると思います。
ここで、去年飛び交った噂通り規制されていたとしましょう。
すると天然物は、現在住宅地等になってしまったであろう本来の広大な生息地から限られた保護池に閉じ込められます。
それなのにちょくちょく工事とかで下手こいていることは今は言わないでいてあげます。
養殖物に関しては、系代飼育の実績のある個人、養殖場間での取引が遮断されます。
ここからは天然物のくわしい事情は特権を持たない私には正直わかりませんので、主に養殖方面の話をします。
私が知っている養殖場の方は皆、タナゴだけの養殖家ではなくごく普通のメダカ、金魚やニシキゴイ、あるいは食用コイ、ドジョウなどを手がけております。
売買が禁止ということになると当然規制前に売り切ってしまい、翌年からはまた観賞魚なり食用魚なりをつくるでしょう。
養殖で食べているのだから当たり前です。せっかくの養殖池で売れなくなるものを養殖する筋合いはないという訳です。
彼らには「これが金になる。」という発想も確かにあります。
しかしどちらかというと「ガキの頃はたくさんいたのに少なくなっちゃたからやってやってもいいよ。」とか「タナゴ綺麗でいいよね。」とかいうどちらかというと趣味半分でやっている感じです。
ですのでそれが法的にグレーであったり、少しでもリスキーであれば当たり前ですがあっさり撤退します。
本来どこでもいた一般種を希少種のまま、あるいはもっと危機的な状況にすることによって、その上に権威や特権を築き、自分たちの価値を上げたい人達が仮にもしいたとしたら、実に理想的な展開ではあります。
非常にクレバーです。
今度は規制されなかった場合に戻します。
まあ要するに現在の状態です。
去年は飼ってはいけなくなる騒動のせいか、需要の異常な伸びを見せ、私たちもそうですが細々と累代飼育をしていた方たちも流石に泡を食って、種親まで放出するわけにもいかず、なかなか手に入らない状態だったのではないでしょうか?
ところが今年は下手をすると、ちらほら量販店やホームセンターでも見られるのではないでしょうか?
養殖家達がその気になれば、去年のように「足りない」状態から池を殖やすなり、規模を大きくするなりして対応し、たったの1年で「もう手に入らないという状態。」から脱してしまうのです。
何度も書きますがタナゴという種族の魚は一年で100~1000倍あるいはそれ以上の繁殖力を持った雑魚です。
決してエメラルドやダイヤのような宝石ではありません。ただの魚です。
この魚がどうしても宝物に見えるならば、一度眼科か精神科への受診をおすすめいたします。
結局第一法則のループを繰り返すことにより、いつの間にか愛好家の水槽や個人の池なども含めて生息地の裾野が広がり、結果として
「私的水域に生息する数>天然水域に生息する数」
となることをゼニタナゴの第2法則と名づけます。
しかし天然で絶滅寸前、あるいは絶滅しているにもかかわらず、繁殖物の数が天然物の数を大きく上回る、あるいは個人が系統保存しており、結果として種として絶滅から一歩遠ざかることは熱帯魚の世界では良くあることです。
またも偉そうに言ってはみたものの、経済活動にも言及するサイテスや趣味的に出来上がった欧米の観賞魚業界ではよくある当たり前のことです。
ただ念のために言っておきますが現在のカネヒラなどの分布状況を考えますと、特にタナゴ類養殖物の流通を手放しで喜ぶことは出来ません。
放流の話とかなると本当にいろいろな問題が出てきてしまうので、とりあえず今回はゼニタナゴの養殖物の功績についての話とお考えください。
さて風邪で熱が出てる上にそろそろ眠くなってきて、少し話しが飛びがちになってきたので、先日お魚キラーにちっとも入ってくれないので、とうとう網で取ったゼニタナゴを撮影しましたので見てみましょう。
まあ水槽にお魚キラー入れちゃう方がいけないわけですが、水槽ぐらいしか埼玉県は使っちゃいけないんでおっとまたそれましたよ。
ヒレアップ
タビラ属というのもうなずけます。
顔
やはり口をぶつけておりました。すでに薬浴開始してます。
今体温計が38度でした。私も薬浴開始する必要がありそうです。
関節痛だもの。
みつくりを。
ゴブリンシャーク!
ケプラー然り
ニュートン然り
メンデル然り
ゼニタナゴ然り
無理やり並べてみました。
結構しっくりくるじゃないですか。
ここでゼニタナゴの法則を復習してみましょう。
「少なくなる⇒価格が上がる⇒殖やす人増える⇒数が増える⇒価格が下がる⇒殖やす人減る⇒少なくなる」
でした。
第一法則によるとしばらくは価格が落ち着きますので大丈夫だと思います。
これからは価格どころか個体数も比較的安定してきて良い感じだと思います。
ゼニタナゴに関しては絶滅の心配はすでにないと言っていいでしょう。
それもこれも養殖場の方の努力はもちろんですが、養殖物の流通を規制しなかったことに尽きると思います。
ここで、去年飛び交った噂通り規制されていたとしましょう。
すると天然物は、現在住宅地等になってしまったであろう本来の広大な生息地から限られた保護池に閉じ込められます。
それなのにちょくちょく工事とかで下手こいていることは今は言わないでいてあげます。
養殖物に関しては、系代飼育の実績のある個人、養殖場間での取引が遮断されます。
ここからは天然物のくわしい事情は特権を持たない私には正直わかりませんので、主に養殖方面の話をします。
私が知っている養殖場の方は皆、タナゴだけの養殖家ではなくごく普通のメダカ、金魚やニシキゴイ、あるいは食用コイ、ドジョウなどを手がけております。
売買が禁止ということになると当然規制前に売り切ってしまい、翌年からはまた観賞魚なり食用魚なりをつくるでしょう。
養殖で食べているのだから当たり前です。せっかくの養殖池で売れなくなるものを養殖する筋合いはないという訳です。
彼らには「これが金になる。」という発想も確かにあります。
しかしどちらかというと「ガキの頃はたくさんいたのに少なくなっちゃたからやってやってもいいよ。」とか「タナゴ綺麗でいいよね。」とかいうどちらかというと趣味半分でやっている感じです。
ですのでそれが法的にグレーであったり、少しでもリスキーであれば当たり前ですがあっさり撤退します。
本来どこでもいた一般種を希少種のまま、あるいはもっと危機的な状況にすることによって、その上に権威や特権を築き、自分たちの価値を上げたい人達が仮にもしいたとしたら、実に理想的な展開ではあります。
非常にクレバーです。
今度は規制されなかった場合に戻します。
まあ要するに現在の状態です。
去年は飼ってはいけなくなる騒動のせいか、需要の異常な伸びを見せ、私たちもそうですが細々と累代飼育をしていた方たちも流石に泡を食って、種親まで放出するわけにもいかず、なかなか手に入らない状態だったのではないでしょうか?
ところが今年は下手をすると、ちらほら量販店やホームセンターでも見られるのではないでしょうか?
養殖家達がその気になれば、去年のように「足りない」状態から池を殖やすなり、規模を大きくするなりして対応し、たったの1年で「もう手に入らないという状態。」から脱してしまうのです。
何度も書きますがタナゴという種族の魚は一年で100~1000倍あるいはそれ以上の繁殖力を持った雑魚です。
決してエメラルドやダイヤのような宝石ではありません。ただの魚です。
この魚がどうしても宝物に見えるならば、一度眼科か精神科への受診をおすすめいたします。
結局第一法則のループを繰り返すことにより、いつの間にか愛好家の水槽や個人の池なども含めて生息地の裾野が広がり、結果として
「私的水域に生息する数>天然水域に生息する数」
となることをゼニタナゴの第2法則と名づけます。
しかし天然で絶滅寸前、あるいは絶滅しているにもかかわらず、繁殖物の数が天然物の数を大きく上回る、あるいは個人が系統保存しており、結果として種として絶滅から一歩遠ざかることは熱帯魚の世界では良くあることです。
またも偉そうに言ってはみたものの、経済活動にも言及するサイテスや趣味的に出来上がった欧米の観賞魚業界ではよくある当たり前のことです。
ただ念のために言っておきますが現在のカネヒラなどの分布状況を考えますと、特にタナゴ類養殖物の流通を手放しで喜ぶことは出来ません。
放流の話とかなると本当にいろいろな問題が出てきてしまうので、とりあえず今回はゼニタナゴの養殖物の功績についての話とお考えください。
さて風邪で熱が出てる上にそろそろ眠くなってきて、少し話しが飛びがちになってきたので、先日お魚キラーにちっとも入ってくれないので、とうとう網で取ったゼニタナゴを撮影しましたので見てみましょう。
まあ水槽にお魚キラー入れちゃう方がいけないわけですが、水槽ぐらいしか埼玉県は使っちゃいけないんでおっとまたそれましたよ。
ヒレアップ
タビラ属というのもうなずけます。
顔
やはり口をぶつけておりました。すでに薬浴開始してます。
今体温計が38度でした。私も薬浴開始する必要がありそうです。
関節痛だもの。
みつくりを。
ゴブリンシャーク!
この記事へのコメント
あの扱いはとても残念に思いました。
おっしゃる通りとても残念な話なのでもっと詳しく調べてみたいと思っております。
私個人としては、残念ですむ問題ではないと考えておりますので、
vm様の方でも詳しい話がわかりましたら、お教えいただければ幸いです。